法人化のメリット:社会保険

法人化のメリット:社会保険

アパート・マンション経営を法人化して行う場合のメリットのひとつに社会保険への加入があります。

大家が定年になると

次のようなサラリーマン大家のモデルを考えます。

  • サラリーマン収入:400万円
  • アパート・マンションを個人名義で所有
  • 不動産課税所得:400万円
  • 奥さんは5歳年下でパートで働いています。年収100万円の扶養家族です。

このサラリーマンが、定年退職するとどうなるでしょう?加入していた社会保険の2年間の任意継続はできますが、それ以降は国民健康保険に加入することになります。奥さんは扶養を外れ、国民健康保険になるとともに国民年金を払う必要も出てきます。

国民健康保険料

不動産収入があると、この国民健康保険の保険料がそれまでに払っていた社会保険料よりかなり高くなる可能性があります。上記の例ですと、年間保険料が50万円ほどになるかと思います。

サラリーマン時代は、不動産収入がいくらあっても関係なく給与所得のみで社会保険料が算出されますが、国民健康保険の保険料は、不動産収入も含む世帯収入で計算されるためです。

法人の社長(役員)になる

それがもし法人化しており定年後に法人の社長(役員)になったとしますと、保険料を劇的に安くすることができ、奥さんも扶養家族のままでいられて、国民年金の支払いまで免除されるようになります

つまり、社長(役員)になって月8万円(年間96万円)ほどの役員報酬(給与所得)に抑えます。そして社会保険に加入すれば年間96万円の収入に応じた社会保険料金の負担で済むためです。

それまで扶養していた両親等がいれば、みんなそのまま扶養家族として面倒をみることができます。

このように社会保険の点からも法人化のメリットが大きいです。

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